コンテンツ本文へスキップ
プリローダーイメージ
スマートフォンサイトはこちら

定例議会報告

コンテンツタイトル下地
  • カテゴリー

  • アーカイブ

  • 最近の投稿

令和2年1月 議会報告〜答弁のトピックス

2020年2月21日

平成30年度市政概況について

秩父市一般会計、特別会計、企業会計合わせて総額479億8,485万円。

前年度比マイナス7.2%金額にして37億3、577万円の減となっています。

一般会計予算歳入の内訳は総額約283億8、000万円。自主財源(市民からの税収入)は全体の約42%となっています。残りは国からの地方交付税、県支出金、市債合わせて58%です。(令和元年度の歳入は約280億。3億8、000万円の減)歳出の内訳は民生費が一番多く約37%(高齢者福祉、障がい者福祉、児童福祉、母子福祉、生活保護等、福祉関連)。他、土木費11%、公債費10%、教育費8%と続きます。(令和元年度は民生費が微増、教育費が1.7%増)。秩父市の財政状況は全国1700弱ある地方自治体中800番台くらいにあり中間くらいです。

議員提出議案の審議数は10。重要議案としては「議員の定数を求める条例の一部改正する条例」で現行の22名から19名、3名減に対する議案を賛成多数により可決しています。

予算書に対しての当局からの答弁・説明

  • 社会参加支援事業費についてはアクティブシニア活動費として60歳以上の方が対象。地域デビュー・サロン活動について補助されます。
  • 上宮地2カ所が市道として認定されています。これは国道に面しているため市道として管理することにより大型の施設が誘致できるようになるためです。「映画館ができるんだって」と聞かれますが映画館誘致もこの一環でまだ決まっているわけではありません。
  • 陸橋の平面化についてですが県・県警との協議を進めているとのことですが平面化図面の作成費用が県の予算に計上される予定です。
  • セメント跡地には現在オプナス(旧サンポウロック)が新工場を建設中で雇用人数は200人。秩父では足らない場合は他地区からの雇用も当然あります。また、ルートインが7階建て200室のホテルを20年度に着工予定です。
  • 観光トイレについては現在102カ所。新設は考えておらず現存するトイレをリフォームしていくとのこと。
  • 観光案内版は古い物から順次交換。AEDは新設・リフォームされた施設には設置済み。
  • また放課後児童支援員の資格要件が改正されました。教員免状を有する者に加え5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者で市長が適当と認めたものが追加されました。
  • 小・中学校の空調設備は30年度をもって普通教室への設置は全て完了します。これは他の自治体と比較するとかなり早いほうです。
  • 防犯カメラの設置に対しても6,000万円計上されてます。
  • 防災無線ラジオは1万台中5795台が貸し出されています。要介護者・65歳以上のひとり暮らしの方が対象となっております。貸与希望者は危機管理課まで。
  • 宮地の児童館はリフォームして使うには配管等が老朽化しているため多額の費用がかかるとのことから更地後に売却。子どもの居場所については子ども食堂3カ所、世代間交流2カ所をモデル事業として研究していくとのこと。
  • 指定ごみ袋の料金は据え置き値上げはありません。

以上のような答弁・説明がされました。

水道料金の値上げ

また、水道料金の値上げが答申書通りに導入された場合21年4月から実施され秩父市では535~700円の値上げになります。水道料金を上げざるを得ない理由ですが、既存施設の維持、更新が課題。管路の耐震化等の運営基盤強化事業についても県補助金、一般会計出資金を活用し更新工事を実施している。このような施設整備事業を持続的に実施するためには多額の資金を要し事業の健全性を保つ必要がある。また、独立採算制の原則から将来の水需要予測や財政収支予測に照らし必要となる経費は水道料金で賄う必要がある。秩父地域においては人口減少に伴う水需要の減少、これに伴う料金収入の減少は確実視され経費回収の安定性を確保するため給水収益に占める基本料金の割合を増加させる必要がある。

以上が答申書からの抜粋です。

政策提言書の主な政策

人口減少を止めることは非常に難しいことですが、清流クラブの一員としてこの難題に仲間と共に取り組んでいます。清流クラブが手交した政策提言書の主な政策は

  • 地震、災害に強いことを利用したデータベースセンター、コールセンター、サテライトオフィスなどの企業進出、移設に係る情報の積極的収集。
  • セメント跡地構想の具現化に向けた企業、地権者との連携強化、推進。
  • 市内全域における有害鳥獣被害の調査・監視体制の構築。捕獲に伴う経費、奨励金の見直しの検討。
  • 秩父産木材の認知向上のための広報活動の推進。公共施設等の改修に伴う積極的な秩父産木材の活用促進。(国立競技場の一部、また幸手駅橋上駅舎には秩父の木材が使用されています)
  • 企業支援のための各種制度(固定資産税免除・国からの補助で3年免除されます。相当額補助・ふるさと納税を利用してオプナスに貸し出し)市及び関連事業の発注は市内の業者を優先。
  • 外国人観光客に対応するためのタブレット端末等、多言語音声翻訳機の導入。
  • 人気アニメの映画化人気を考慮し人気の持続性を意識した事業の実施と人気アニメの聖地ちちぶ整備のための予算拡大。
  • 観光・公衆トイレの洋式化・老朽化施設改修。ミューズパークプールの改修。
  • 医療体制の整備強化。(医師会との意見交換会を開催しています。)
  • 産婦人科医支援の継続と小児科医の充実。
  • 医師・看護師・コメディカルの労働条件の継続的改善(手当等の改善がありました)
  • 介護ロボット導入促進に向けた事業者向け補助金の導入の検討。
  • 英語教育における効率的、効果的な市道計画の推進。学童保育室とふれあい学校の更なる充実。
  • 市内全小中学校におけるICT活用の積極的な推進とプログラミング教育に向けた環境整備。

取り合えず1/3くらい上げさせてもらいました。清流クラブでは皆さんのご意見を募集しています。クラブ員の同意が得られれば政策提言書に載せていただきます。皆さんと協力して市政に反映させていただきたいと思いますのでご協力よろしくお願いします。

カテゴリ:定例議会報告
コンテンツ本文の先頭へ戻る ページの先頭へ戻る
コンテンツ本文の先頭へ戻る ページの先頭へ戻る